
建設業や製造業の社長様から最も多く寄せられる相談の一つが、「税理士から出てくる試算表は黒字なのに、なぜか通帳の現金は減っている」という悩みです。
会社は赤字になったから倒産するわけではありません。「支払うためのお金(キャッシュ)」が底をついた時に倒産します。これが恐ろしい「黒字倒産」の正体です。
なぜ利益が出ているのに現金が減るのか?
結論から言うと、「会計上の利益」と「実際の手元現金(キャッシュフロー)」の計算ルールが違うからです。
例えば、1,000万円の工事を受注して完成させたとしても、入金されるのが3ヶ月後であれば、その3ヶ月間は「利益は出ているが現金はない」状態になります。しかし、その間にも職人さんの給料や材料費の支払いは待ってくれません。

